コーヒーの掲示板

曳舟のカフェ・珈琲の樹では、毎日提供するスペシャルティーコーヒーのラインナップが鮮度・好み・店主の気分(?)によって変わります。そのバロメーターというか、情報がこの店内の掲示板。今日のコーヒーはどんなものがあるか、示しているのです。

たとえば26日のラインナップ。げ、値段書いてない。普段は書いてます。はい。

ブラジル ナチュラル コヘーゴセコ
→ブラジルのコヘーゴセコ農園銘柄で、ナチュラル精製法(正確にはパルプドナチュラル)による豆です。カッピング評価は80点ギリ。ローストしたてのときは、中米のコーヒー豆のB品のような香り(タール臭)でしたが、提供時にはやさしいシトラスやアーモンドの香りがただよう「ブラジルらしからぬ」芳香に大化けした面白い銘柄です。

ブラジル カルモ農園
→ブラジルのカルモ・デ・ミナス地区にある農園の豆です。この地区はフルーティーな酸の芳香のある豆が多いのが特徴で、その中でも特に際立った明るい香りをのどごしで感じる銘柄ですね。

ケニア キリニヤガ農園
→粉の段階で、赤ワインのような芳醇な香りが立ち込める「ケニアフレーバー」を強く放つ銘柄ですね。スパイシーさが持続するので、ドリップしても時間経過で酸が悪くならない特徴があります。

すべての銘柄に共通していることは、香りがしっかりしていることと、のどごしで甘味をしっかりと感じることです。ナツキマスターは、「甘味の感じるコーヒーがすき」と言いますので、銘柄の選定基準はまず飲んで甘味をしっかりと感じるものです。

今までのコーヒーになれた人は、香りと甘味については、気にしていない人が多いのですが、紅茶を楽しむようにお店のスペシャルティーコーヒーを楽しんでいただければ、と思います。

コーヒーを口に含む前に香りを楽しみ、口当たりの感覚、そしてのど越しで感じる甘味に注意し、最後にはコーヒーを飲み込んだあとに鼻に抜けていくフレーバーの芳香を確かめてほしいです。

written by T.Tanaka
東京スコーン店長

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